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【就職活動、豆知識⑤】『面接』その2。自らの行動のきっかけ・経緯をさらに深掘りして臨もう!
2021/12/22
年末も近づき、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回も前回に引き続き『面接』についてお話しします。
前回は
・面接官からの質問に対して、素直に答える。
・短く、簡潔に答える。『演説』をしない。
・面接は自身と面接官との会話のキャッチボールである。
ことをお話ししました。
今回は『面接』で伝えるべき内容・事項についてです。
面接において、面接官から訊かれる質問は概略、下記の通りとなります。
・自己紹介(学校、経歴)
・志望動機(なぜ、この会社を選んだのか?)
・自己PR(自身の個性、強み、弱み)
・ガクチカ(学生時代に力をいれたこと)
・専門性(学業において、何を学んだのか?)
・入社してからの決意(会社にてどういう形で貢献したいのか?)
一見すると、「ESに書かれている内容と同じじゃん」と思われるかもしれません。
確かにその通りです。見かけは全く同じです。
しかし、一点異なることがございます。
『面接』ではESの内容が面接官の質問によって『深掘り』されるのです。
これは就職面接でもそうですし、昇格面接のある企業においても同様です。
『なぜなぜ5回』という言葉をご存知かと思います。自身の発言やドキュメントの内容について『なぜなぜ』『5W1H(5W2H)』を5回繰り返すと、主張・内容の真意に辿り着く、といったものです。
さらに面接官は複数人、しかも異なる部署の管理職のケースが殆どです。異なった視点から深掘り、『なぜなぜ』の質問をされます。
おさらいになりますが、前回お伝えした
・面接官からの質問に対して、素直に答える。
・短く、簡潔に答える。『演説』をしない。
・面接は自身と面接官との会話のキャッチボールである。
が必要な最大の理由は、面接官と共有すべき就活生自身の『情報』がESに記載したボリュームより遥かに多いためです。
ここまで目を通された方は既にお察しでしょう。面接に臨むためにはESに記載した内容について詳細に(厳密には1単語ごとに)深掘りしていく必要があります。
面接対策はESを作成するのとは別次元で労力の要る作業なのです。
就活生の皆さんを脅しているわけではありません。本当の話です。
私はES作成(ガクチカ、自己PRを含む)したときに、ただの添削だけでなく社会人、先輩からの面談によるフィードバックを勧めていますし、多くの社会人、先輩との模擬面接を勧めています。そして、就活の初期段階(自己分析)の時点から面談によるアドバイスを頂くことを勧めています。
「ES作成や自己分析を始めたばかりで、恥ずかしくて他人に見せられない」と思われている就活生の皆さん、悠長に言っていられませんよ。