本年もよろしくお願いいたします。
2023/02/01
大変遅くなりましたが、2023年も弊社をよろしくお願いいたします。
言い訳になりますが、新年の挨拶が遅くなりましたのには理由がございまして…
実は本年1/15付けで、群馬大学の産学官連携研究員の職を辞することになりました。昨年10月に両親が相次いで命に関わる怪我・病気を患い、看護のため自宅と病院を往復する毎日でした。
幸いにも両親ともに症状が回復しましたが、今後の生活を鑑み、なるべく自宅(弊社事務所)を拠点として活動した方が賢明と判断し、フル勤務していた前職を退職したという経緯です。
これからは弊社での活動を再びメインに行ってまいります。
従来の顧客先のコンサルティング・技術支援に足を運ぶのはもちろん、新しい取り組みとして
1)『IoT/ICT技術を用いた日常生活に役立つアイデアの提示』
2)『ビジネスや学術に留まっているIoT/ICT技術の日常生活への普及・還元』
を行っていく計画です。
1)はこれまで私・代表が行ってきたIoT/ICT技術の活用事例紹介の他、実際にIoT/ICT技術を用いたモノづくり事例を各種SNSで紹介したり、希望者には勉強会(ハードウェア設計、ソフトウェア設計、プログラミング、開発プロセス)を検討しております。
2)では本年5月に『プログラミング思考』に関する書籍の出版を予定しており、価格・信用等で敷居の高いコンサルティングに対し、お客様のハードルを下げ、気軽に手に取って読んでいただけるようなものを考えております。
それ以外にも新たな企画も考えておりますので、お楽しみしてください。
改めてよろしくお願いいたします。
年末年始の休業および2023年1月からの事業内容および営業時間について
2022/12/28
日頃より弊社をご愛顧いただき、ありがとうございます。
表記の件について、ご案内申し上げます。
【年末年始の休業日】
2022年12月29日(木)~2023年1月4日(水)まで休業させて頂きます。
【2023年1月からの事業内容および営業時間について】
2023年1月より、事業内容を
・お客様のプロジェクト推進に関わる支援活動(PMO、技術支援)
・同推進および業務改善に関するご相談窓口
の2形態で進めてまいります。
希望価格は3,000円/1時間(税別)とさせていただきますが、
業務の難易度・期間等により、調整が可能です。
営業時間(相談受け付け)は平日AM9時~PM5時までです。
土・日・祝日は休業日です。
メールでのご相談は土・日・祝日含め24時間可能です。ただし、ご返信が遅れる場合がございますのでご容赦ください。
【その他】
新たに執筆活動も行ってまいります。
各出版社様におかれましては、お気軽にお問い合わせください。
24年卒の就活支援を開始いたしました。
2022/12/20
2024年卒業の学生さんを主対象とした、就職活動支援を開始いたします。
昨年度は多くの方々よりご相談頂き、大変ご好評頂きました。
弊社の就活支援は原則無料にて行っております。※
弊社ホームページの他、弊社公式SNSからのダイレクトメッセージよりお申し込みくださいませ。
皆さまが社会人として良いスタートが切れるよう、心より応援しております。
※就職内定後、入社までの就職準備につきましては、弊社ではコンサルティングと同様の位置づけとしており、費用(3,000円/時間)を頂いたおります。ご了承ください。
弊社公式Tiktokを始めました。
2022/12/20
日頃より弊社をご愛顧いただき、ありがとうございます。
2022年12月19日より、弊社公式Tiktokを開始いたしました。
仕事や日常生活における『使えるネタ』や『効率化アイデア』など、動画にて発信してまいります。アカウント名は@otadeveffprojです。
是非ともご覧くださいませ。
なお、動画は他の弊社公式SNSにも掲載してまいります。
何卒よろしくお願いいたします。
書籍出版を予定しております!
2022/11/21
日頃より弊社をご愛顧いただき、ありがとうございます。
タイトルにも記載しましたが、来年2023年5月ごろに弊社より書籍出版を計画しております。
現在、出版会社と内容を精査しておりまして、
・中小企業の方、一般社員の方を対象とした業務改善ネタ
・日常生活における便利ネタ
・今までタブーとされてきた事象を見直すためのネタ
このような内容で執筆したいと考えております。
詳細につきましては随時、ホームページ、SNSで更新していきますので、是非ともご期待くださいませ。
弊社サービスリニューアルのお知らせ
2022/08/27
日頃より弊社をご愛顧いただき、ありがとうございます。
この度、これまでのお客様のご利用ニーズと最近の技術研究や商品開発の現場動向を鑑み、弊社サービス内容を変更させて頂くことにいたしました。
従来サービスでは『技術支援』『コンサルティング』『セミナー』の3形態を取らせて頂きましたが、「商売色が強い」「サービスによるお客様のメリットが見えない」といったご指摘もいただいており、企業の想いが十分に伝わっていないと感じておりました。
そこで、代表である私・小笠原が現在行っている、
・民間企業、大学、県・市との産官学連携活動
・大学研究員としての学術研究および優秀な若手人財の育成
・各種業界エキスパートと共同での商品開発プロセスの改革・改善検討
といった、研究、開発、育成、企業・団体間連携といった活動を通じて得られた知見をお客様と共有して社会基盤の向上に繋がるサービスを展開していきます。
弊社では、開業前より輸送機器メーカーにて次世代自動車・モビリティ開発を主に携わっており、現在も大学における次世代モビリティに関わる新たな技術研究や、ユーザーニーズの高度化に伴う自動車開発の高難度化・複雑化に対応するための新しい開発プロセスの検討を継続しております。
お客様の業種・業務内容と弊社の自動車研究・開発は直接は結び付かないかもしれません。しかし、自動車は様々な領域の技術を結集したものであり、開発の過程におけるマネージメント、情報共有を行わなければならないのは言うまでもありません。
その中で弊社は昨今のトレンドとなっているIT, DX, AIといったデジタル技術を主としたお客様の業務支援、開発サポートを展開していきます。
弊社支援に関する費用負担に関しましては、事業内容に記載しておりますが、お客様のご相談内容に応じて精査いたしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
・
2022年8月18日、弊社サービスをリニューアルいたします!!
2022/07/31
日頃より弊社をご愛顧いただき、ありがとうございます。
表題にあるとおり、2022年8月18日(木)より弊社サービスをリニューアルいたします。
開業以来、『価値創出』と『相互共有』のミッションの下、そのための開発効率化、コミュニケーション改善のノウハウを謳ってまいりました。
2022年4月以降、弊社業務に加え、大学の研究員として活動していく中で、将来を担う若手が社会人として活躍していける環境づくりの重要性を実感してきました。これは企業人、教育者の両方の視点で活動してきた立場だからこそ、より強く認識できるモノだと思っております。
そこで、お盆明けになりますが、弊社のサービスの在り方を見つめなおし、新しいサービス形態で運営していきたいと存じます。
サービス内容については、現時点では詳細を申し上げることはできませんが、学生さんや若手社員の育成を中心とした、相談の受け付け、技術支援を行っていくとともに、現在まで行ってきた中小企業の方々への技術支援を継続してまいります。
一方で従来行ってきた公開セミナーは廃止し、弊社ホームページやSNSサイトで無料公開することといたします。もちろん、カリキュラムに対するご相談について、内容に応じて有償・無償どちらか判断することになりますが、受け付けます。
弊社のあるべき姿は変更ありません。作業現場に近い視点でサポートしていくべく、精進いたします。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
【重要】個人の価値を認め、共有していこう ~~安倍晋三元首相の訃報に際して~~
2022/07/09
2022年7月8日、安倍晋三元首相が選挙遊説中に凶弾に倒れ、帰らぬ人となってしまいました。謹んでお悔やみ申し上げます。
故人に関しまして、政策や主張においては皆さまにおかれましては賛否があるかと存じますが、政治を通じて国内外の地域の発展や課題解決に大きく貢献され、多くの方々から愛されたことに関しては代えがたい事実であります。
さて、本件に関して多くのメディアで取り上げられているため、詳細については割愛しますが、改めて弊社のあるべき姿について、弊社Web、SNSをご覧いただいている皆さまに再認識頂ければと存じます。
弊社は『価値創出』と『相互理解』をミッションとして掲げ、社会に貢献し続けるべく活動を行っております。
そのための大前提として、自分自身はもちろん、他人の価値(うれしさ)および価値観(うれしさをはかるモノサシ)を互いに認め合うことが必須条件になります。各人の価値や価値観の違いを明確にすることにより、成長・発展のための課題や新たなアイデア・価値を創出できるのです。
一方で自身の価値や価値観を「認めて欲しい」、もしくは「強要する」と考え、すなわち『承認欲求』は、価値創出に繋がらないどころか、対人、対組織での対立を生むだけで、何も利益が得られません。多くの事例で証明されています。本件に関しても、容疑者の中に強い『承認欲求』が生じたのでしょう。動機はどうあれ、決して許される行為ではありません。
明日7月10日は参議院通常選挙の投票日です。皆さまにおかれましては、本件により大きく動揺され、感情的になられている方がいらっしゃるかと存じます。しかし、冷静になってください。皆さまが持っている主張が法的に認められる貴重な機会です。日本のあるべき姿、我々が豊かに暮らしていけるか、冷静に考えましょう。そして、有権者の方は選挙に行って投票しましょう。
これこそ、安倍元首相に対する一番の供養となります。
改めて、合掌。
日経電子版企画『私の道しるべ』に弊社記事が掲載されます。
2022/05/02
株式会社 日本経済新聞社(以降、日経新聞社)の電子版企画『私の道しるべ ~未来の日本へ リーダーたちのメッセージ~』に、2022年5月6日より弊社記事が掲載されます。
記事では弊社起業の経緯の他、昨今『経済安全保障』が叫ばれる中において、数多くのスペシャルな技術をお持ちの中小企業やベンダー企業、個人事業主、若手技術者が連携して、日本の産業を活性化していく必要性を説いています。
是非ともご一読頂けると甚だ幸いに存じます。
弊社記事は
こちら(2022年5月6日より閲覧できます)
日経電子版『私の道しるべ』Webサイトは
こちら(閲覧可能です)
今後とも弊社をよろしくお願いいたします。
【重要】2030年以降の将来社会基盤構築に向けた研究開発、地域企業との連携、若手人材の育成に関して
2022/04/15
日頃より弊社をご愛顧いただき、ありがとうございます。
この度、弊社代表・小笠原は2022年4月16日付で国立大学法人群馬大学(以下群馬大学)にて産学官連携研究員の職務を拝命することになりました。
これは、
2030年以降の将来社会のあるべき姿を想定し、地域企業、スタートアップ企業、他研究機関と連携して、現在既知となっていない現象解明、原理原則に基づくメカニズム解明、解決技術の探索に取り組んでいくものです。弊社の専門領域である次世代自動車技術の研究テーマに対し、群馬県に開発拠点を置く自動車製造企業・株式会社SUBARU(以下SUBARU)と群馬大学の理工学系、医学系、情報系の研究室との共同研究を推進するともに、既存企業やスタートアップ企業との連携による地域の活性化、将来を嘱望される若手人材の育成も担います。※群馬大学・SUBARU共同のプレスリリースはこちらをご参照ください。本プロジェクトに関して、弊社が掲げる『企業・組織・個人の持続的成長を促す』『20年後の未来を支える人材を育成する』思想と一致し、今回上記職務を拝命することになりました。今後の弊社サービスにつきまして、群馬大学での研究活動および人材育成に重きを置くため、『中・長期における法人向けコンサルティング』サービスを当面休止いたします。一方、営業日を不定休とし、特に個人・学生における業務相談や就職相談を中心に承り、普段の活動におけるお困りごとに耳を傾け、解決支援をいたします。詳しくは弊社までお気軽にお問い合わせくださいませ。弊社は引き続き地域社会の持続的発展に努めてまいります。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
TV番組『覚悟の時間(とき)』公式サイトに弊社 小笠原が紹介されました。
2022/01/01
TV番組『覚悟の時間(とき)』(企画・制作: 株式会社Enjin)の公式Webサイトに弊社 小笠原が紹介、公開されました。
『覚悟の時間』はあらゆる業界の経営者、エキスパートが今までに人生の転機となった『覚悟の瞬間』に焦点を当てつつ、仕事の現場で重視していること、普段の日常、趣味など、色々な視点において、質問に答えております。
弊社 小笠原は過去に精神疾患を患って以来、若手時代の仕事を満足にこなせなくなった際に、企画・マネージメントを中心とした仕事に転向した際に、自身の中で変化したことを紹介しております。
また、中小企業で働いている方や若手社員に対するメッセージも収録しております。
是非ともご覧いただき、弊社のポリシーをご理解いただけると幸いに存じます。
『覚悟の時間』弊社サイトは
こちら。
“おおた開発効率化プロジェクト”は新しくウェブサイトを開設しました
2021/12/15
群馬県太田市の“おおた開発効率化プロジェクト”は新しくウェブサイトを開設しました。
今後はDX推進など生産性向上のための課題解決に向けてのコンサルティングやセミナーの情報を配信していきたいと考えております。
よろしくお願いします。
【就職活動、豆知識⑥】内定式、配属面接。あなたならどうする?
2022/09/23
来年度新卒で就職予定の皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
採用面接が終わり、就職予定先への内定式および配属面接に臨まれる頃だと思います。
さて先日、大学の所属研究室の学生が私にこんな質問をしてきました。
①「配属希望先を訊かれたとき、どのように話せばよろしいでしょうか?」
②「配属面接のときの服装は何がよろしいでしょうか?」
就職活動自体、経験されたことがないですから、色々と不安になります。
私は学生の問いかけに対して以下のように回答しました。
①の質問に対して ⇒ 職種や部署名に囚われず、何をやりたいか、ストレートに言いなさい。その際、やりたい理由を論理的に話すこと。
②の質問に対して ⇒ まだ従業員になったわけではないから、相手に失礼のない服装で。
要するに「就職試験を受けたときと変わらぬ心構えで内定式や配属面接に臨みなさい」ということです。
試験ではありませんので、固くなる必要もないですし、試験を受けてから時間が経過しているので、ご自身の考え方・価値観が多少なりとも変化していると思うので、そのあたりは就職予定先の方もお察しのはずです。
その一方で、就職されたわけではないですし、就職予定先の方との共通理解が深まったわけではありません。ですから、丁寧にコミュニケーションを取ることが必要なのです。
でも一番大事なのは、大学を『卒業』することです。卒業しなければ、就職できませんよね(笑)。ご自身の学業に専念し、残り少ない大学生活を通じて様々な体験をすることです。
【就職活動、豆知識⑤】『面接』その2。自らの行動のきっかけ・経緯をさらに深掘りして臨もう!
2021/12/22
年末も近づき、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回も前回に引き続き『面接』についてお話しします。
前回は
・面接官からの質問に対して、素直に答える。
・短く、簡潔に答える。『演説』をしない。
・面接は自身と面接官との会話のキャッチボールである。
ことをお話ししました。
今回は『面接』で伝えるべき内容・事項についてです。
面接において、面接官から訊かれる質問は概略、下記の通りとなります。
・自己紹介(学校、経歴)
・志望動機(なぜ、この会社を選んだのか?)
・自己PR(自身の個性、強み、弱み)
・ガクチカ(学生時代に力をいれたこと)
・専門性(学業において、何を学んだのか?)
・入社してからの決意(会社にてどういう形で貢献したいのか?)
一見すると、「ESに書かれている内容と同じじゃん」と思われるかもしれません。
確かにその通りです。見かけは全く同じです。
しかし、一点異なることがございます。
『面接』ではESの内容が面接官の質問によって『深掘り』されるのです。
これは就職面接でもそうですし、昇格面接のある企業においても同様です。
『なぜなぜ5回』という言葉をご存知かと思います。自身の発言やドキュメントの内容について『なぜなぜ』『5W1H(5W2H)』を5回繰り返すと、主張・内容の真意に辿り着く、といったものです。
さらに面接官は複数人、しかも異なる部署の管理職のケースが殆どです。異なった視点から深掘り、『なぜなぜ』の質問をされます。
おさらいになりますが、前回お伝えした
・面接官からの質問に対して、素直に答える。
・短く、簡潔に答える。『演説』をしない。
・面接は自身と面接官との会話のキャッチボールである。
が必要な最大の理由は、面接官と共有すべき就活生自身の『情報』がESに記載したボリュームより遥かに多いためです。
ここまで目を通された方は既にお察しでしょう。面接に臨むためにはESに記載した内容について詳細に(厳密には1単語ごとに)深掘りしていく必要があります。
面接対策はESを作成するのとは別次元で労力の要る作業なのです。
就活生の皆さんを脅しているわけではありません。本当の話です。
私はES作成(ガクチカ、自己PRを含む)したときに、ただの添削だけでなく社会人、先輩からの面談によるフィードバックを勧めていますし、多くの社会人、先輩との模擬面接を勧めています。そして、就活の初期段階(自己分析)の時点から面談によるアドバイスを頂くことを勧めています。
「ES作成や自己分析を始めたばかりで、恥ずかしくて他人に見せられない」と思われている就活生の皆さん、悠長に言っていられませんよ。
【就職活動、豆知識④】『面接』は面接官との会話のキャッチボール
2021/12/20
就職活動で最も大きなイベント、そう『面接』です。
面接は就活生ご自身をアピールする格好の場です。「企業に就職したい」熱意を面接官に訴えかけます。
内定合否に直接関わるので、就活生の多くは相当緊張されるのではないでしょうか。
しかし、アピールの仕方次第では思わぬ落とし穴にハマる可能性があります。
面接において、
・会社(面接官)に(就活生)自身を認めて欲しい
・自身のすべてを会社にアピールしたい
・自身のペースで面接に臨みたい
・自身の弱みをさらしたくない
このような心理状態になるのではないでしょうか。
これらの心理状態になるのは無理ないですし、無くすことも難しいと思います。
しかし、これらの心理状態が
・面接官の質問に答えない。
・面接官の質問に対して、長々と話す(演説みたいになってしまう)。
このような行動を起こしてしまうケースがしばしば見受けられます。
これらの行動、面接ではNGなのです。
まず、面接官の質問にはきちんと答えましょう。
Yes. or No.で訊かれたらYes. or No.、5W1Hで訊かれたら5W1Hで答えるのが大原則です。素直に反応しないと面接官の立場として「お前、私のこと本当に聞いているのか?」と思われるかもしれません。
次に、面接官の質問以外のことは決して「話さない」ことです。
就活生は多くのことをアピールしよう、自身のペースに持っていこうとして、話が長くなる傾向にあります。
しかし面接官の立場として、多くのことを一回で聞き入れることはできません。また、長々と話すことによって、就活生自身の弱みに付け込む隙を面接官に与えてしまうこともあります。想定外の質問をされると回答に困りますよね?
就活生の回答に対して面接官が関心を持てば、必ず追加質問をします。焦って全てを話す必要はありません。面接官の質問に対して、自身の持っていることを小出しにしていくだけでいいのです。
これを繰り返すことにより、想定外の質問を受ける可能性も少なくなり、就活生と面接官の会話のキャッチボールが生まれます。
面接は確かに緊張しますし、プレッシャーも大きいと思います。しかし、ちょっとした工夫で和らげることも可能ですし、自身のペースで面接を進めることができるのです。
次回も引き続き面接のお話をしますが、次はESの内容に絡めてお話しします。
【就職活動、豆知識③】『エントリーシート』『自己PR』『ガクチカ』それぞれに一貫性を持たせよう!
2021/12/20
就活生の皆さまへ。前回は『自己分析』について解説しました。
今回は『エントリーシート(ES)』、『自己PR』、『ガクチカ(学生時代に力を入れたこと』についてお話しします。
『自己分析』では、就活生ご自身の『個性』『強み』『独自スキル』を客観的に炙り出すとともに、自己認識させることが目的でした。
ES、自己PR、ガクチカでは、自己分析で抽出した『個性』『強み』『スキル』を「文面を通じて相手に伝える」ことが目的になります。
それぞれのシートにて答えるべき、記入すべき内容は下記の通りとなります。
・自己PR ⇒ ご自身の『個性』、『強み』、『独自スキル』
・ガクチカ ⇒ ご自身が(学生時代)に力を入れた内容
・ES ⇒ 企業のESのフォーマットによって自己PR or ガクチカ、もしくはそれら両方。
これらのシートについて、就活生の中には別のものと捉えれれている方がいらっしゃるかもしれません。
実はこれらのシートは、就活生ご自身が抱いている『あるべき姿』によって密接に結びついています。そうです、就活生の皆さんは『あるべき姿』を明確にしなければなりません。
例えば「私を含めた近隣地域の皆が幸せであり続けたい」といった感じです。あるべき姿を明確にすることはシート作成だけでなく、面接や就職後の人生設計において、最も重要なことです。
中にはあるべき姿として「~になる」とか「~をする」といった行動を書かれる方がいらっしゃいますが、大きな間違いです。
行動はあるべき姿を実現するための『手段』でしかありません。『手段』は多く持っておくべきですし、仮に『手段』を完遂したら退職、なんてことはまずありませんよね。例外として、会社でご自身の『あるべき姿』を成し遂げる見込みが無くなったら、退職という手段をとることはございますが、ここでは割愛します。
皆さんは明確にした『あるべき姿』達成のために、自己PR に示した『個性』『強み』『スキル』を身に着けるわけですし、ガクチカに示した具体的『行動』を起こすのです。
そして、『あるべき姿』『個性』『強み』『スキル』『行動』は、就活生ご自身が経験・体験したことに基づいて築かれた『価値観』『考え方』がベースとなっているのです。これらには必ず一貫性が伴うのです。
自己PRであれば、ご自身のPRポイントの裏付け、例えばガクチカの内容を添えることが必要ですし、ガクチカでは「なぜ力を入れたのか」、そのきっかけ、すなわち『あるべき姿』を前提として示す必要があるわけです。
既にES、自己PR、ガクチカの作成を始められている方もいらっしゃると思いますが、本ページをご一読頂き、確認してみてください。
次回は面接について解説します。
【就職活動、豆知識②】『自己分析』はご自身を客観的に振り返る最良のツールです
2021/12/20
就活生の皆さまへ。今日は『自己分析』についてお話します。
SNS等で就活生のコメントを見ていると
「私の強みが分からない。弱みしか見つからない。」
「私の個性がわからない。個性がない。」
「私には主だったスキルがない。」
などといった発言が見受けられます。
皆さま、そんなことはありません。皆さまにはそれぞれ個性があります。強みがあります。スキルがあります。
ただ、皆さまはこれらに気づいていないだけです。
これらを気付かせる手段、それが『自己分析』です。
自己分析は、皆さまご自身の個性、強み、スキルを客観的な手法で炙り出します。
自己分析の取り掛かりは、過去(もしくは現在)に皆さまが力をいれて取り組んだ活動を抽出します。
なぜかというと、
・活動の目的、活動を起こしたきっかけ
・活動当初の様子
・活動において直面した課題
・課題解決のための目標設定
・課題解決のための工夫、アイデア
・課題解決の活動成果、活動を通して学んだこと
・今後の決意
これらを客観的、論理的に明らかにすることが出来るためです。さらに自己分析の結果を通じて、どのような仕事が向いているか、どのような仕事がしたいか、具体化することができ、志望先企業を選択する動機にもなります。
さらに、自己分析を行う上で、同期生、先輩、志望先の人事担当など、他の方のご意見に耳を傾けるとより一層分析効果が高まります。
次回はエントリーシート、自己PR、ガクチカの作成について解説します。
【就職活動、豆知識①】就職活動は会社に選んでもらうのではなく、選ぶもの
2021/12/20
再来年(2023年)新卒の皆さまへ。
2022年も残り僅かになり、各企業において新卒向けのリクルート活動のサイトが開設されることと思います。
これから就職活動が忙しくなることと思いますが、今日は就職活動をするにあたっての心構えをお話しします。
その心構えとは『就職活動は、会社に選ばれるのではなく、会社を選ぶ活動』であることです。
就職は皆さまの人生の中で大きなイベントの一つに数えられます。
その中で『就職先の会社によって自らの人生が変えられてしまう』のは不条理ではありませんか。
皆さんにはこれから社会人として生きていくために『職業選択の自由』(日本国憲法第22条)が与えられています。就職活動は『職業選択』の絶好の機会なのです。決して『会社に選ばれる、認められる』と思わないでください。
とはいえ、会社に認めてもらえるかどうか、不安になりますよね?
実は会社、面接官の立場はこうなります。
『自分の会社にはないアイデアを出せる人材が欲しい』
皆さんと会社の社員の考え方、価値観は異なります。異なって当たり前です。もし同じ考え方や価値観が同じならば、生まれてくるアイデアも同じ、もしくは類似している筈です。
会社は新しいアイデアを求めています。ブレークスルーを求めています。皆さんの考え方・価値観を重視しています。皆さんは面接官のことを不安に思わずに自分の思いの丈を伝えて欲しいのです。
自身の主張を包み隠さず面接官に伝えた結果、もし不採用となった場合でも落ち込まないでください。仮にその会社に就職したとしても、あなたご自身の成長が見込めず、充実した生活を送れるとは考えられません。前向きにきっぱりあきらめて、他の会社を探しましょう。
今の時代、定年まで一つの会社に留まるのは稀になってきています。私自身も大手企業を辞め、新たに起業しました。
改めて申し上げますが、会社は選ばれるものではなく、選ぶものです。
次回は、『自己分析』についてお話します。