改めまして本年もよろしくお願いいたします。
今日は弊社の『強み』について、お話しいたします。
宣伝っぽくなってしまいますが、弊社が社会に貢献していくためにはそれだけの収益が必要ですし、得た収益を様々な現場で活躍されている社会人の方に還元していかなければなりません。
弊社は元々、大手自動車メーカーでADAS(Autonomus Driving Assist System)、自動運転技術開発に携わっており、その中でも機能安全を専門分野とし、職場内のアセスメント業務、社内の機能安全推進メンバー、実験エキスパート、社外(自工会委員、SCN-SGコミッティメンバー)を務めていました。
独立起業してからもSCN-SGコミッティメンバーを継続し、機能安全の他、SOTIF(Safety of the Intended Functionality)、サイバーセキュリティの領域にも携わっています。
お察しかと思いますが、弊社は『安全のプロフェッショナル』として活動しております。
そんな弊社がなぜ
リンク先(クリックしてください)に示すようなお客様の相談事例を受けつけることができるのでしょうか?
私は機能安全の仕事を始めた後、有名大学教授(当時は准教授)のセミナーを受講しました。内容は『システムズエンジニアリング』です。
システムズエンジニアリングは工学領域の学問の一つですが、簡単に言うと「
価値観や考え方が異なったり、持っているスキルのばらつきに関係なく組織のプロジェクトを成功させる」ための学問です。
スライドに示しましたが、現在、存在する『システム』は単一でなく、複数のサブシステム(子システム)が統合して成立しており、複雑化も進んでいます。単一のシステムでは、企業内、組織内でシステムの安全管理・品質管理をすれば問題ありませんでした。しかし、「カメラで撮像した画像を印刷する」システムのような現在のシステムでは、カメラ、PC、プリンタ、入出力デバイス単体が正常に動作しても、統合したシステムとして正常動作しなければ、故障・異常として扱われます。サブシステム間の相互作用の検証が必要となりますし、統合したシステム全体を俯瞰して診断していく必要があります。
複雑なシステムの開発には全体俯瞰、共通ルール、共有事項などといった作業が必要になるわけですが、実は製品開発だけでなく、他の領域でも同様のことを言えるのです。
例えば組織。いわゆる会社、部、課、係といったものです。これらも『システム』の一つです。特に大企業では組織間のインプット/アウトプットが発生し続けることにより組織の活性化に繋がります。
他には人事。社長、部長、課長、係長、一般といった上司⇔部下の関係です。『人事システム』という言葉をよく耳にするかと思います。各職位・担当者の役割分担や業務分掌、価値観の異なる担当者間のコミュニケーション、これもシステムズエンジニアリングのノウハウが役に立ちます。
さらにメンタルヘルスについて。私が過去に精神疾患に罹った旨、お話ししましたが、カウンセリングにおいて承認欲求を廃絶し、他人の価値観を受け入れることで病気を克服しました。心理学的要素が強いですが、組織論、システムズエンジニアリングとの共通性が非常に高いことに気づき、メンタルを未然に防止するスキルとして有効なのです。
きっかけは小さなものですが、実は弊社が様々な領域で支援ができるのは、物事を
全体俯瞰できる、しかも誰もが理解できる
事実や実経験に基づいた客観的なアプローチを持っているからなのです。
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