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            続・『効率化』という名の『非効率化』?
            2022/05/30
            こんにちは。暑い日が続いておりましたが、ここにきて梅雨入りの足音が聞こえてまいりました。

            さて、今日は続・『効率化』という名の『非効率化』と題して、先日お話した内容について、補足いたします。

            先日、『効率化』は『目標・成果』や『手段・作業』の一つであり、それは『負担』でもあるという話をしました。そして、『効率化』は組織のプロジェクトを達成するために実施すべき工程の一部に含まれなければならない、ということもお話ししました。

            弊社は屋号に『効率化』を謳っております。弊社は開発『効率化』に関わる社外会議体に所属しております(SCN-SG、ホームページはこちら)。しかし、会議体での収入はゼロ、すなわちボランティアとして活動しています。参加している企業・団体は、会議体で得られたノウハウを商品やサービスとして、お客様に購入もしくは利用いただくことで収益を上げております。弊社は技術サービスやコンサルティングを通じて収入を得ています。

            弊社は起業から約2年、規模も小さい会社です。お客様からの認知・信頼という点では他社には到底及びません。『効率化』するだけでは何の利益もありません。赤字という『負担』になるだけです。

            そこで必要となるのが『工夫』です。弊社のような企業はメディアや広告で宣伝しただけではお客様の目には留まりません。実際にお客様に見て頂く、利用して頂くことが必要です。弊社の場合は大手派遣会社の助けを借りて、顧客先の元でサービスを提供してまいりました。その成果を企業実績としてアピールし、認知頂いたことで、国立大学の研究員の職を拝命したのです。

            そして、大学では新たな価値創造、人材育成の仕事を行っております。そうです、弊社のミッションそのものです。大学での活動目的はズバリ『社会貢献』です。現在、大学研究員としての私にとって、お客様は国であり、共同研究を行っている地域企業です。

            現在、弊社は規模を縮小して事業を行っております。長期にわたる技術支援は休止させて頂いておりますが、企業成長のためのアドバイス、アイデアの提示を行っております。ご遠慮なくお気軽にお問い合わせくださいませ。 
            続・『効率化』という名の『非効率化』?
            続・『効率化』という名の『非効率化』?
            『失敗』という成果
            2022/05/23
            弊社代表と大学院研究員の2足の草鞋を穿いて1ヶ月が経ちました。

            民間企業で約20年働き、現在自営で活動していますが、まさか大学の教職員となるとは思ってもいませんでした。人生ってわからないものですね汗

            さて、今日は『失敗』についてお話しします。
            失敗というと、あまり良いイメージを持たれない方が多いかと思います。
            例えば、作業に失敗して上司に叱られたとか、家の窓ガラスを割って家族に怒鳴られたとか。

            そんな貴方、人生経験のうち9割以上が『失敗』と言ったら、信じますか?
            ウソ?と思われるのではないでしょうか?

            実は本当なんです。
            貴方は将来何が起こるか、正確に言い切れますか? 
            出来ませんよね。だから失敗を恐れる必要は全くないのです。
            逆に失敗をノウハウという『成果』として捉える方が利口です。
            次に失敗しないように改善策を考えれば良いのですから。

            大学の研究は失敗ばかりです。それにより評価が下がることはありません。

            問題は何もしないことです。成功、失敗以上に『成果』を得ることができません。
            貴方の存在意義を疑われますよ。 
            『失敗』という成果
            『失敗』という成果
            『効率化』という名の『非効率化』?
            2022/05/11
            最近、気候の変化が激しいですね。体調のコントロールが年々難しくなってきています。これに加え、新組織での勤務も重なり、心身の負荷も高まる時期です。皆さま、くれぐれも体調にはご留意くださいませ。

            先日、お客様より「職場で~~の効率化を行っているけど、現場の実務者は作業が増え、効率化を実感していないようだ」というご意見をいただきました。今回は、弊社の屋号にもなっている『効率化』についてお話しいたします。

            効率化というと、おおよそ下記の場面で使われるかと思います。
            1.『〇〇円のコスト効率化(削減)』とか『〇〇時間の工数効率化(削減)』といった『目標』設定や、作業に対する『結果』として用いられるケース
            2.『~~の作業工程を効率化しなさい』といった『行動』や『作業』そのものに用いられるケース

            ここで着目すべきことが2つございます。

            一つ目は効率化はプロジェクトの『目的』には使われないことです。言い換えると『効率化』が目的であってはいけないのです。
            弊社のミッションにおいても『価値創造』と『相互理解』を掲げていますが、ここには効率化の文字は一切入ってきません。そうです、『効率化』はプロジェクト達成の『手段』にすぎないのです。大事なのは、『効率化』はプロジェクトの『目的』に紐づいた『行動』であることをプロジェクトを遂行する担当者全員が認識することです。

            現在、客観的に説明・議論するツールの一例としてGSN(Goal Structuring Notation)が使われる機会が増えております。文法も容易で専用アプリの必要もなく、会議の際にホワイトボードに記述して議論することが可能です。是非とも試してみてください。

            二つ目は『効率化』は『目標』設定や、『作業』もしくは『行動』の一部と申し上げました。『目標』は『作業』や『行動』を促すものですし、『作業』や『行動』は身体を動かしたり、頭で考えたりします。そうです、『効率化』は『負荷』を伴うものです。「効率化をすれば仕事が楽になる」と安易に考えらえれている方もいらっしゃるかと思いますが、大きな間違いです。仕事が楽に感じるためにはそれなりの工夫が必要です。

            さて、話の冒頭に戻ります。「職場で~~の効率化を行っているけど、現場の実務者は作業が増え、効率化を実感していないようだ」。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか? 「通常業務」と「効率化」を別業務として扱っていませんか?この認識こそ仕事を無駄に増やしています。そもそも「通常業務」の定義が分かりません。あいまいなものです。

            仕事の基本、プロジェクトの達成には、
            1.目的、目標の達成 ⇒ これがメイン、大前提
            2.業務の改善 ⇒ 効率化はココに含まれる
            3.職場の活性化 ⇒ アウトプットを多く出し続ける
            4.人財の育成 ⇒ 次世代を担う人財を育成し、組織が成長し続ける
            上記4つが揃わないと成り立ちません。

            効率化は我々が行わなければならない作業の『一部』と認識することが重要です。 
            『効率化』という名の『非効率化』?
            『効率化』という名の『非効率化』?
            『要求』と『仕様』の違いとは?
            2022/03/29
            前回(3/27)の投稿に引き続き、『言語の壁』に関連した内容について、お話します。 

            ※なお、前回の予告では『コマンド』と『プログラム』について申し上げましたが、内容を変更させて頂く旨、ご容赦くださいませ。

            今回は『要求』と『仕様』についてです。 

            『要求』と『仕様』はあらゆる開発現場、作業現場において用いられており、『機能要求』『非機能要求』『基本仕様』『詳細仕様』など、様々な名称のものが存在します。そして『要求仕様』なんて言葉もあったりします。

            今日は『要求』と『仕様』について、一般的な考え方についてお話しいたします。
            さて、皆さまは『要求』と『仕様』についてどのようにお考えでしょうか? 違うと思われている方、『要求仕様』があるから同じと思われている方、様々だと推察します。

            色々な意見があるかと思いますが、私の考えは1枚目のスライドに示した通り、『要求』と『仕様』は異なるものと考えています。それは、企画、開発、製作の工程を考慮すると明らかになります。

            企画や開発上流の工程において、製品(システム、ハード、ソフト)を製作するにあたって、製品のあるべき姿(コンセプト)を考えます。そして策定したコンセプトを満足すべく、機能および非機能『要求』を作成します。

            しかし、この段階では製品を製作することはできませんよね。
            この後、機能を実現するために必要な技術『要求』、技術を可能にするために必要なハードウェア/ソフトウェア『要求』の作成過程を経て、最後に製品を製作するために参照する『仕様』が作成されるのです。

            要するに製品に対する『要求』を、製品を『実装』するために必要な『仕様』へ翻訳し、『仕様』の内容に沿って製品を『実装』するのです。
            『要求』が提示されても『実装』はできません。『仕様』の存在が必要なのです。

            『要求』『仕様』の違いを明らかにしたところで、重要となるのは、双方の関係性、トレーサビリティが確保されているかに注目する必要があります。
            2枚目のスライドをご参照ください。具体例を挙げて説明します。

            とあるシステムAがあり、システムAは10msec毎にデータ処理を行っています。そして処理したデータを100msecごとに他システムへ送信するという『要求』を作成しました。
            ここから製品『実装』できるべく、『仕様』に落とし込むのですが、この『要求』では複数の『仕様』を作成することができるのです。スライドでは2種類の『仕様』を例に挙げましたが、2つの『仕様』は『要求』を満足していますが、動作としては異なります。『実装』工程では、両者の『仕様』で製品を製作することが可能であり、不具合の原因になり得る事象です。

            この場合、『要求』に記載すべき情報が不足していたということになりますが、各工程の引継ぎ時にレビューを実施をして、理解齟齬、情報不足がないか担当者間で確認する必要があります。

            今日はここまでにしたいと思います。次回、コマンドとプログラムについてお話します。    
            『要求』と『仕様』の違いとは?
            『要求』と『仕様』の違いとは?
            『言語』の壁を取り除こう!
            2022/03/27
            弊社は先月2月1日~3月25日の期間、大手グループ企業にて車載ECUのソフトウェア統合テストの実施と評価プロセスの策定の作業支援を実施しました。先日成果物の納品が終わり、検収を待つのみです。

            今回のプロジェクトにおける各工程において、業務改善のキーワードとなる事象が複数ありましたので、追って紹介していきます。

            今日は『言葉』についてお話します。
            今回のプロジェクトではソフトウェア技術者やプログラマーといった専門技術者が多く、『専門用語』が飛び交う環境下で行われました。
            実はこの専門用語、実務担当者間では理解共有できるのですが、上司や上流工程の人への報告の際、理解されないケースが多々あるのです。
            私自身も若手のときは、ソフトウェア開発やプログラミングを行っていて、現在はマネージメントの仕事を行っているので、双方の気持ちが理解できます。

            今回のプロジェクトの中で成果物の一部として『評価手順書』を作成しましたが、当初作成されたものは、「専門用語」とか「ツール実体」とか多く書かれていて、第3者視点で目的や工程といった重要なものが不足していました。私は今回、この部分にメスをいれました。

            例えばパケット通信のデータ計測するのに、「ツール名」を書くのではなく、「パケットデータを取得し、解析するツール」というように、どうゆう目的のツールを使用し、該当するツール例「例:ツール名」というような表記にするような感じです。
            出来る限り、一般的な言語で記述することで、理解しやすくするのです。

            狙いは、工程の実施が個人依存せず、誰でも実施できるようにして作業を高効率化することです。ちょっと話が飛びますが、日本国内におけるIT推進が遅れているのは、こういったことも理由にあるのではと考えております。

            次回は上記について、「プログラミング」と「コマンド入力・実行」の2つの事例で紹介したいと思います。ちなみに、この2つの作業、同じものと捉えているかた、いらっしゃるのではないでしょうか?  
              
            『言語』の壁を取り除こう!
            『言語』の壁を取り除こう!
            『マニュアル』って本当に必要なのか?
            2022/03/06
            皆さま、こんにちは。

            暖かくなってまいりましたね。
            同時にスギ花粉も舞うようになってまいりました。
            私はスギ花粉のアレルギーを持っており、この時期になると花粉症に悩まされています😖

            2月1日より、顧客先にてとある車載システムの開発支援業務を受け持つことになり、現在、顧客先で常駐しております。
            その中で、私に与えられた任務として、車載システムのブラックボックステストの実施とその手順書作成を行っております。

            今日は手順書や説明書、言い換えると『マニュアル』についてお話しします。

            2枚の画像をご覧ください。私の愛車の取扱説明書、『マニュアル』です。マニュアルが厚いことにお気づきかと思います。

            昔の自動車はここまでボリュームがなかったかと思いますが、電装品が格段に増えた現在の自動車では特に電子システムに関する説明書きが増えているのです。

            さて、このマニュアル、ユーザーは見るでしょうか?
            恐らくあまり見ないですよね。見るだけで膨大な時間を要します。

            車に限らず、パソコンやスマートフォン・タブレットなどの電子機器は、マニュアルではなく、機器の設定画面等でユーザーに対し、操作を『誘導』する形態になっていると思います。鉄道の券売機や銀行のATMもそうですよね。これによりマニュアルのボリュームを減らしているのです。
            電子機器でなくても、自動車のドア開閉やエアバッグの注意書きなど、ユーザーの見えるところにシールなどで掲示しています。

            では、マニュアルはもはや必要ないのでしょうか?
            私見になりますが、マニュアルは『必要』と考えます。

            単純に使用方法を説明するだけであれば、先に述べたユーザーへ操作を誘導させる形態が効率的ですが、トラブルシューティングやシステムの詳細情報、システム開発における重要事項の記載など、ノウハウに該当するものは、書面(電子データも同様)で整理すべきだと考えます。これらはその場での対処というより、長期的な資産、財産の蓄積といった目的です。

            システムが複雑化している現在、マニュアルの在り方も常に見直していくべきと考えます。 
            『マニュアル』って本当に必要なのか?
            『マニュアル』って本当に必要なのか?
            DXってなに?③(データ管理と運用)
            2022/01/20
            こんにちは。
            前回までのブログでDXの概略をイメージできたかと思います。

            DXでは『情報』という経営資源を『データ』に変換して、コンピュータによる作業代行を行うことによって、大幅な業務高効率化を可能にする、という話をさせて頂きました。

            今日は『データ』の管理についてお話しいたします。

            年始に下記のようなニュースが飛び込んできました。

            京大スパコンの3400万ファイル消失…業者が作業ミス、一部は復元不能 

            (2022年1月1日、読売新聞オンラインより)

            京大が管理しているスパコン(スーパーコンピュータ)の運用の一部をスパコン納入業者に委託し、業者がバックアッププログラムを改修中に人為ミスが生じ、誤って保存ファイルを消去してしまった、というものです。

            この事象について「バックアップを取っていなかったのが悪いんでしょ?」と思われる方が多くいらっしゃるかと思います。確かに20年ぐらい前まではハードディスクやCD-R、CD-RW、DVD-Rなどのメディアに保存しておくだけで良かったかもしれません。

            しかし現在はデータの容量がPB(ペタバイト、GBの1,000,000倍、TBの1,000倍)、EB(エクサバイト、TBの1,000,000倍)、ZB(ゼタバイト、TBの1,000,000,000倍) 指数関数的に増大しているのです。因みにE(エクサ)は100京倍を意味し、京大のスパコンの愛称『京』もそれに由来しているものと思われます。


            話を戻しますが、私が言いたいのは、いわゆる『ビックデータ』と言われる超大容量のデータを管理、運用することが如何に大変か、ということを理解して頂きたいのです。


            私自身、前職で自動運転やADAS開発の仕事をしていました。開発において、障害物認識アルゴリズム、GNSSのデータを用いた経路推定、車両制御アルゴリズムを開発するために、世界各地を走行し、カメラの動画データ、ミリ波レーダ、近赤外線レーザ等、センサの検出データ、車両の走行データ(CANデータ)、GNSSによる位置推定データなどを収めてきました。10年前において、500GBのハードディスクで約5000個分の走行データを記録していたと記憶しています。この時点で既にマンパワーで管理・運用を図るのは困難な状況だったことは想像に難くないと思います。


            そこで、大手コンピュータ関連企業と共同でデータサーバを構築するとともに、管理・運用プロセスを新たに策定することにしたのです。

            詳細は秘密事項ですのでお話しできませんが、
            ・データへのアクセス性
            ・サーバ、記憶媒体などのハードウェア、ドライバソフトの信頼性
            ・セキュリティ対策
            ・必要データ、不要データの整理(データ使用頻度や重要度などを踏まえて基準を策定)
            ・データ検索(属性付与による検索性能の強化)
            ・トレーサビリティ
            ・サーバーメンテナンス
            など、必要要件を織り込んだ結果、構築費用として数十億円かかっています。

            重要なのは、サーバーコンピュータハード、動作ソフトだけでなく、管理・運用に関する作業プロセスを明確化することが必要なのです。

            自動車の一機能を開発、高効率化のために専用のデータサーバを作るだけでも、これだけの手間と費用が掛かるのです。 

             

            通常の業務で大規模なサーバー・クラウド環境を作りなさい、と言っているのではありません。皆さまが使用しているデータの属性を把握したうえで、会社や職場の業務に合った管理・運用を行って頂きたいと思っております。
            DXってなに?③(データ管理と運用)
            DXってなに?③(データ管理と運用)
            DXってなに?②(コンピュータが苦手な方でもわかるDX入門)
            2022/01/14
            今日も前回に引き続き『DX』の話をいたします。

            前回は、経営資源のうち昨今重要性が増している『情報』に着目し、DXとは規模が膨大化している情報に対して、データ化してコンピュータにて人による処理の一部を代行することによって、高効率化することをお話ししました。

            DXにおいてコンピュータを活用するということで、「コンピュータが苦手な方には向いていないのでは?」と懸念されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はその懸念を振り払うお話をしたいと思います。

            最初にあらゆる『システム』と呼ばれているものは、『入力』⇒『処理』⇒『出力』の工程を必ず通っています。これは皆さまもご存知ですよね?

            実はDXも1枚目のスライドに示す通り、『システム』の基本概念に則って形成されているのです。DXだからといって特別なプロセスを踏む必要はないのです。通常の業務と基本的に変わりありません。

            ではDXを進めるために、何が必要となるでしょうか? 
            ① 分析の元情報のデータ化(例:データリストや属性付与(ラベリング)
            ② アウトプットイメージの明確化
            上記2つだけでいいのです。これならばコンピュータが苦手でも出来ますよね?

            一方、「処理はどうするの?」と疑問に思われるかもしれません。もちろん処理内容を要求⇒仕様に落とし込んでもかまいません。一方でブラックボックスとしてAIを活用する方法もございます。各企業様のスキル、予算、工数等加味して、内製にしても、取引先に委託しても問題ありません。

            2枚目のスライドにその一例を示しています。

            私は前職において、AEB(衝突被害軽減ブレーキ)における事故低減効果の調査を行ってきました。
            ITARDAという分析機関には国内の交通事故の情報が蓄積されています。このままでは情報量が膨大過ぎて分析処理が出来ません。

            ここで、2枚目の表に示すように、項目(属性)を与え、元情報をデータリストにして整理します。一つ目の『データ化』の処理です。項目(属性)は人間が決めることですので、コンピュータの力を借りることはありません。
            リストへのデータ挿入のみコンピュータの力を借ります。エクセルでも十分対応可能ですが、専用の検索ツールを利用すると、より効率的に作業を進めることができます。

            もう一つ『アウトプット』イメージの明確化です。スライドの右にある通り、各種分析結果と事故をさらに軽減するために必要な機能・性能予測を記載しています。こちらもコンピュータの力は必要ありませんね。

            そして、入力から出力までの処理については、内製にするか、委託するか、各企業様で選択すれば良いのです。

            DX推進による業務高効率化に関して、導入のきっかけは決して難しくないことをお話ししました。
            当然ながら、より高い成果を上げるためには、企業内でスキルを高める、もしくは取引先との情報共有を増やしていく必要があります。とはいえ、これらの工程は従来業務にも共通していえることなのです。
            DXってなに?②(コンピュータが苦手な方でもわかるDX入門)
            DXってなに?②(コンピュータが苦手な方でもわかるDX入門)
            DXってなに?(『情報』という経営資源の存在と活用課題)
            2022/01/12
            昨今の新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本のデジタル産業、情報産業の普及遅れが浮き彫りになったのは、ご存知のことかと思います。これを受け、国、自治体として、デジタル化対応の動きが進んできています。

            さて、『DX』という言葉はご存知でしょうか? 大企業に勤めているかた、IT関連の企業に勤めている方はご存知だと思います。その一方、知らないかたも私の知る限りでは大多数いらっしゃっるのではないでしょうか。

            DXはDigital Transformationの略で、まさに『デジタル化』そのものになります。
            企業・団体の経営資源に関して、以前は『人』、『モノ』、『金』、『時間』と云われてきました。最近ではこれら4つに『情報』が加わり、その重要性が非常に高まっています。

            情報というと、個人情報、企業情報、秘密情報、ノウハウ、スキル、ソフトウェア、ビットコイン…、挙げるとキリがありません。それだけ膨大なのです。

            人が情報をコントロールする場合、当然ながら相当の労力・工数を要します。
            その問題に対する解決策、それがDXなのです。

            DXでは本来人が行う情報コントロールの一部をコンピュータが代行します。昨今コンピュータの性能は格段に向上し、現在使われているスマートフォンの性能も20年前の一般的なサーバーコンピュータの性能を上回るほどなのです。
            さらに元々グラフィック用途で用いられていたGPUはCPU・MPUを大幅に上回る処理能力を有し、FPGAは従来、処理高速化のために専用LSI(ASIC)としてハード化していたものをプログラミングできるものに進化しています。

            DXでは人の要求に対して、コンピュータが正確に処理できるよう、2つのプロセスがあります。
            1.情報の『データ』化
            2.データ処理『アルゴリズム』の作成
            この2つのプロセスに対して、人が介入するのです。

            この後も説明したいところですが、話が長くなったので、次回続きを解説します。 
            DXってなに?(『情報』という経営資源の存在と活用課題)
            DXってなに?(『情報』という経営資源の存在と活用課題)
            安全のプロフェッショナルである弊社の『強み』とは?
            2022/01/06
            改めまして本年もよろしくお願いいたします。

            今日は弊社の『強み』について、お話しいたします。
            宣伝っぽくなってしまいますが、弊社が社会に貢献していくためにはそれだけの収益が必要ですし、得た収益を様々な現場で活躍されている社会人の方に還元していかなければなりません。

            弊社は元々、大手自動車メーカーでADAS(Autonomus Driving Assist System)、自動運転技術開発に携わっており、その中でも機能安全を専門分野とし、職場内のアセスメント業務、社内の機能安全推進メンバー、実験エキスパート、社外(自工会委員、SCN-SGコミッティメンバー)を務めていました。
            独立起業してからもSCN-SGコミッティメンバーを継続し、機能安全の他、SOTIF(Safety of the Intended Functionality)、サイバーセキュリティの領域にも携わっています。

            お察しかと思いますが、弊社は『安全のプロフェッショナル』として活動しております。

            そんな弊社がなぜリンク先(クリックしてください)に示すようなお客様の相談事例を受けつけることができるのでしょうか?

            私は機能安全の仕事を始めた後、有名大学教授(当時は准教授)のセミナーを受講しました。内容は『システムズエンジニアリング』です。

            システムズエンジニアリングは工学領域の学問の一つですが、簡単に言うと「価値観や考え方が異なったり、持っているスキルのばらつきに関係なく組織のプロジェクトを成功させる」ための学問です。

            スライドに示しましたが、現在、存在する『システム』は単一でなく、複数のサブシステム(子システム)が統合して成立しており、複雑化も進んでいます。単一のシステムでは、企業内、組織内でシステムの安全管理・品質管理をすれば問題ありませんでした。しかし、「カメラで撮像した画像を印刷する」システムのような現在のシステムでは、カメラ、PC、プリンタ、入出力デバイス単体が正常に動作しても、統合したシステムとして正常動作しなければ、故障・異常として扱われます。サブシステム間の相互作用の検証が必要となりますし、統合したシステム全体を俯瞰して診断していく必要があります。

            複雑なシステムの開発には全体俯瞰、共通ルール、共有事項などといった作業が必要になるわけですが、実は製品開発だけでなく、他の領域でも同様のことを言えるのです。

            例えば組織。いわゆる会社、部、課、係といったものです。これらも『システム』の一つです。特に大企業では組織間のインプット/アウトプットが発生し続けることにより組織の活性化に繋がります。

            他には人事。社長、部長、課長、係長、一般といった上司⇔部下の関係です。『人事システム』という言葉をよく耳にするかと思います。各職位・担当者の役割分担や業務分掌、価値観の異なる担当者間のコミュニケーション、これもシステムズエンジニアリングのノウハウが役に立ちます。

            さらにメンタルヘルスについて。私が過去に精神疾患に罹った旨、お話ししましたが、カウンセリングにおいて承認欲求を廃絶し、他人の価値観を受け入れることで病気を克服しました。心理学的要素が強いですが、組織論、システムズエンジニアリングとの共通性が非常に高いことに気づき、メンタルを未然に防止するスキルとして有効なのです。

            きっかけは小さなものですが、実は弊社が様々な領域で支援ができるのは、物事を全体俯瞰できる、しかも誰もが理解できる事実や実経験に基づいた客観的なアプローチを持っているからなのです。

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            安全のプロフェッショナルである弊社の『強み』とは?
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            『工芸品』と『工業製品』の違いとは?
            2021/12/28
            ここに4本のクラリネットがあります。写真左から

            左端)フランス、B社製: 標準価格 約50万円
            中央左)台湾、J社製: 標準価格 約17万円
            中央右)ドイツ、W社製: 標準価格 約190万円
            右端) 中央右と同じ(楽器の調性が異なる)

            同じクラリネットなのに、価格に大きなばらつきがみられます。
            なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?

            価格差の要因について、以下のことが挙げられます。
            ・素材(木材)の材質
            ・木材の乾燥方法
            ・金属部分の加工方法(鍛造/鋳造)
            ・楽器製作における人の作業の比率

            まず「木材の材質」について、木目が細かく、均一のものが良いとされています。
            W社 ⇒ B社 ⇒ J社の順に木材の材質が良いです。
            しかし、近年は楽器に使われる木材が減少しており、数十年前ほど優劣がつきにくくなっています。

            次に木材の乾燥方法です。従来は自然乾燥で十数年かけて行っていました。現在は自然乾燥に人工乾燥を取り入れ、乾燥期間の短縮を行っております。
            写真の楽器では、B社、J社は人工乾燥を取り入れているのに対し、W社はすべて自然乾燥を行っています。

            3つ目に金属部分の加工方法です。金属部分が変形すると音の鳴り、バランスが悪化してしまうので、大変デリケートな部分です。
            B社とW社は鍛造加工により強度が十分保たれています。J社につきましては不明です。

            最後に人の作業についてですが、
            W社 ⇒ B社 ⇒ J社の順に作業割合が多くなっています。
            ちなみにW社の楽器はオールハンドメイド、すなわち100%人の作業になります。

            なぜ、このような話をしたかというと、タイトルにある通り『工芸品』と『工業製品』の違いを解説したかったからです。

            『工芸品』と『工業製品』の違いを表にまとめてみました。数個、項目を用意しておりますが、
            ・『工芸品』は他人(第三者)によって再現できない
            ・『工業製品』は他人によって再現できる
            が大きな違いになります。

            例えば、約300年前に製造されたヴァイオリンの名器『ストラディヴァリウス』について、現在においても当時の名器を再現できておりません。実は製作者アントニオ・ストラディヴァリは製作方法(レシピ)を残しておらず、現在の木材の加工方法でさえも実現できないといった実情があります。だから、世界で500丁という希少性と併せて数億円、数十億円といった価格がするのです。すなわち、ストラディヴァリウスは完全な『工芸品』の部類に入ります。

            現在のあらゆる『工業製品』は製造方法・仕様・レシピが整備されていて第三者でも製作できるようになっています。その為、安価かつ高品質、人件費の削減、権限移譲といったことが出来るのです。

            一方、『工芸品』が悪いわけでもありません。『工芸品』の強みは個性・独自性であったり、希少価値、再現性が少ないからの唯一性などが挙げられます。いわゆる『オンリーワン』の強みがあるのです。

            各企業におかれましては『工業製品』と『工芸品』それぞれの強みに活かし、来年を良き年にしていただきたいものです。もちろん弊社もです。

            本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
            『工芸品』と『工業製品』の違いとは?
            『工芸品』と『工業製品』の違いとは?
            相手企業への『過剰要求』は品質向上に一切繋がりません。
            2021/12/21
            先日の日本経済新聞(2021年12月16日、日経ビジネス)の記事からの引用です。

            ↓ リンク先
            いじめ批判払しょくに腐心 トヨタ、調達先負担軽減に本腰

            詳細はリンク先の本文をご一読頂きたいのですが、何が起こっているかというと、大手メーカー(この場合トヨタ)の品質要求に対し、対面での接触が多い1次、2次サプライヤはまだしも、末端の高次サプライヤに行くほど要求を超える『過剰品質』が発生して、労働者に過度な負担を強いている実態が見受けられる、ということです。

            私自身、自動車メーカー出身で、かつトヨタにも出向して働いた経験があります。確かにトヨタの品質管理は厳しいですし、実際に生産されている製品の品質も他銘と比較して高いのは事実です。

            しかし、トヨタを擁護するわけではありませんが、トヨタの品質要求は明文化されており、必要以上の過剰要求を行っていないのが、私が経験した実態です。

            では、何が『過剰要求』を生んでいるのでしょうか?

            『トヨタの製品は高品質』だから『品質基準が他銘より厳しい』、だから『トヨタ向けに特別な対応をしないといけない』、こんなことを考えられておりませんか?

            この発想こそ危険な発想なのです。単なる『思い込み』なのですが、サプライヤが特別な対応をしたところで品質』が上がることは決してありませんし、特別な対応により『過度な負担』を強いるだけなのです。

            『品質』とは「(お客様の)要求通りにモノを作れること、システムが動作すること」であり、「要求が数値、論理によって明確であり、かつ提示された要求通りに実現できていること」であります。それ以外の事象は過剰、無駄でしかありません。

            本事例は、メーカーであるトヨタと下請けである高次サプライヤとの品質管理に対する考え方について、相互理解できておらず、野放しされていたのが問題で、トヨタ、サプライヤ双方に責任があります。モノそのものだけでなく、モノを作っている現場を見る必要がありました。   

            大手企業の開発および品質管理の皆さま、サプライヤに提示している品質要求は適切ですか? 抽象的でサプライヤが理解しにくい要求を出していませんか?

            サプライヤの皆さま、メーカーからの品質要求を過度に受け止めていませんか? 品質要求の内容が理解できないとき、メーカーに確認を取っていますか?

            効率化できる項目は身近なところにあります。ただ気づいていないだけです。
            弊社は本件のような問題に対して、毅然とした態度で向き合います。 
            相手企業への『過剰要求』は品質向上に一切繋がりません。
            相手企業への『過剰要求』は品質向上に一切繋がりません。
            【中小企業、個人事業主必見!】企業の存在意義とは?
            2021/12/15
            新型コロナの影響により、経営で苦労されている中小企業や個人事業主が沢山いらっしゃるかと思われます。弊社の個人事業主の一つです。

            このような状況下で、企業の存在意義について、改めて考え直す必要があります。

            私は仕事柄、いろんな企業、メディアなどと話をする機会が数多くございます。

            最近よく耳にするのは、中小企業や個人事業主の多くが『資金が足りない』『収益が上がらない』といった経営に対する不安です。

            そして、不安に感じるだけならまだしも、企業の目的は『収益を上げること』という言葉も聞かれています。

            『企業の目的=収益を上げる』、実は逆に収益を大きく下げる大変危険な発想です。皆さまはどのように考えておられますか?

            簡単な例を示します。

            A社は『社会貢献をするので、貢献料としてお金をください』と言いました。
            B社は『収益を上げたいので、お金をください』と言いました。

            お客様はどちらの会社にお金を払いますか?

            ほぼ100%の方がA社と答えるはずです。恐らくB社は収益が上がらずに倒産するでしょう。

            企業には必ず『存在意義』が付きまといます。その最たるものが『企業理念』です。企業理念には必ず『社会貢献』やそれに準ずるものが謳われています。「お客様に喜ばれる商品を提供し続ける」、これも立派な社会貢献の一つです。

            大企業では『社会貢献=商品提供』という形で直接結びつきやすいですが、中小企業や個人事業主になるとなかなか結び付きにくいのかもしれません。

            しかし、例えば自動車業界に関わっている企業でしたら、下記のように解釈できるはずです。

            ・自動車メーカの社会貢献:『移動手段』を提供する。
            ・大手部品メーカの社会貢献:『移動手段』を構成するユニットを提供する。
            ・大手部品メーカの下請け企業の社会貢献:『移動手段』を構成するユニットの構成部品を提供する。

            部品メーカの下請けのような中小企業や個人事業主のレベルでも社会貢献や存在意義が明らかですよね。

            企業は大・中・小、個人関わらず、『存在意義』、企業がなくてはならない理由があって、初めて収入そして収益が得られるのです。

            それでは収益は何でしょうか?

            社会貢献によって得られた対価・収入から、社会貢献に費やしたコスト・支出を差し引いたものです。

            要するに社会貢献の『成果』そのものなのです。

            弊社は『会社の目的=収益を上げる』危険な発想を転換し、企業が『社会貢献をして正当に対価を享受できる』べく、支援し続けてまいります。これも社会貢献の一つです。
            【中小企業、個人事業主必見!】企業の存在意義とは?
            【中小企業、個人事業主必見!】企業の存在意義とは?
            デジタル、DX活用のススメ
            2021/12/15
            10月後半は技術展の視察のため、千葉(幕張メッセ)と名古屋(ポートメッセなごや)に出かけてきました。

            展示会の内容は

            ・医療・福祉関連
            ・AI・自動化関連
            ・自動車・制御機器関連

            と三者三様です。

            では、視察の目的は何でしょうか?

            理由は社名にもある『効率化』そのものです。その中で『デジタル化』を活用した効率化の動向を視察しました。

            『デジタル化』は業務の高効率化に大きく貢献できるツール・手法であり、殆どの企業や団体で大きな効果をもたらすものと考えております。多くの組織や従業員が存在する大企業や企業体はもちろんですが、むしろ規模の小さい中小企業や個人事業主にて活用されたときの効果は大企業のそれよりはるかに大きいと推察されます。

            しかし、日本は『デジタル化』で他の先進国や新興国に劣っていると云われています。何が劣っているのでしょうか?

            私見ですが、『デジタル化』の技術については日本は他国に対し特段劣っていない、むしろ優れていると考えます。一方で、『デジタル化』に対する人々の認識や活用方法において、日本での普及が遅れていると考えます。

            具体的には

            ・『デジタル化』の意味を理解していない。
            ・『デジタル化』=一部の人にしかできないこと、という思い込み、憶測がある。
            ・『デジタル化』そのものを目的に据えている。

            の3つと推察します。

            1.『デジタル化』の意味について、『デジタル化』は行政などで良く用いられていますが、産業界では『DX(=Digital Transformation)』といった方が理解しやすいと思います。『デジタル化』『DX』とは一体何なのでしょうか。

            これは、企業・団体活動の中で使われる膨大な量、種類の『情報』を『データ』に変換し、変換した『データ』のやり取りによって業務・作業をすることです。なぜ、『データ』に変換するのしょうか?『データ』に変換することにより、従来マンパワーに頼っていた作業の一部もしくは大部分をコンピュータに置き換えることができます。膨大な『データ』の処理を得意とするコンピュータを活用することにより、既存作業の大幅な高効率化が可能なわけです。

            現在のコンピュータ、PCはもちろん、スマートフォンやタブレット端末でも、約20年前のサーバークラスのコンピュータの性能を遥かに凌いでいます。スマートフォンやタブレットは殆どの人々が持っていると存じます。すなわち、作業の高効率化はもちろん、企業の規模等に関係なく、どなたでも『DX』の恩恵を受けることが出来るのです。

            2.『デジタル化』や『DX推進』は一部の人にしかできないのでは、という思い込みや憶測がございますが、前述の通り、どなたもデジタル化の恩恵を受けることが出来るので、一部の人しかできないのは全くの間違いです。ソフトウェア設計とかプログラミングなどのスキルが必要なのでは?、と思われるかもしれませんが、利用者の立場では難しいスキルを習得する必要はありません。もちろん、ツールベンダーなど開発者の立場では必要でありますし、利用者がこれらのスキルを持っておくに越したことはございませんが。

            3.『デジタル化』そのものを目的に据えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。これも大きな間違いです。各企業の企業理念を確認してみてください。ほぼすべての企業の企業理念に『デジタル化』『DX』といった文言は書かれていないはずです。『デジタル化』は企業理念や社内外のプロジェクトを確実に達成させるための『手段』でしかありません。アプリケーションやツールなどを導入したから、プロジェクトを達成した、なんてことはないですよね。

            最後に。。。先日の総選挙にて『デジタル化』に関して、とある野党の関係者の口から『アナログ』を揶揄するような発言を耳にしました。『デジタル化』を全く理解していない方の言う発言です。会社経営、マネージメント、企画などなど、プロジェクトの上位で行うのは、人間の作業です。すなわち『アナログ』でなければできません。現在のデジタル技術では出来ません。お間違いのないように。

            弊社はDX推進による貴社の業務高効率化を支援いたします。DXの活用方法はもちろん、DXに対する知見が少なく、導入に不安に感じられている方、是非とも弊社までご相談くださいませ。

            弊社が個人事業主でありながら、開発、会議参加、サービス、営業、宣伝、経理、執筆活動など、実際に様々な活動を実施できているのは、DXを積極的に活用しているためです。事実は嘘をつきません。
            デジタル、DX活用のススメ
            デジタル、DX活用のススメ
            『信頼』と『信用』は違います。『信用』しない勇気を持とう!
            2021/12/15
            今日は『信頼』と『信用』の違いについて、お話しいたします。

            なぜこのようなお話をするのかというと、

            ・弊社が開業して1年が経過し、同業他社(競合企業)からの広告があらゆるメディアを通じて増えてきていること
            ・弊社開業以来、多くのメディアの閲覧頻度が増加したこと
            ・各メディアの報道内容に偏りや憶測を含むものがあること
            ・WebやSNSによる誘導記事や誹謗中傷のコメントが増大していること
            ・弱者を狙った詐欺事件が多発していること

            など、弊社に限らず、社会全体にとってマイナスの効果をもたらす危険性があるからです。現在問題となっている新型コロナ関連の報道なども例に漏れません。

            『信頼』と『信用』は一見すると同じ意味に捉えられがちですが、全く違うものです。

            ・『信頼』は外部の『情報』に頼る行為こそするものの、『情報』の扱いは自身の『判断』によって決定する。
            ・『信用』は外部の『情報』を自身の『判断』なしに鵜呑みにする。

            最初にお話しした実例は自身の『判断』を怠ることによる『信用』行為に起因して発生するのです。

            弊社は開業以来、業界の動向を幅広く調査すべく、多数の媒体の情報を入手しています。頼らないと、言い換えると『信頼』しないと会社として成り立たないのです。一方、入手した『情報』は類似媒体との比較や、学術論文の調査などを用いて、事実に基づいたものなのか吟味いたします。『信用』を全くしていないのです。

            弊社宛てにもフィッシング詐欺のメールが複数送られてきています。ウイルス対策ソフトで弾かれるものもございますが、届いてきてしまったメールに対して、関係する取引先(メール記載ではなく、正規の連絡先)に確認を必ず取っています。

            『信用』しないことで不利益を被ることは絶対にありません。一方『信頼』は絶対に必要です。

            『信用』するな!『信頼』せよ! 常に言い聞かせて行動しましょう。
            『信頼』と『信用』は違います。『信用』しない勇気を持とう!
            『信頼』と『信用』は違います。『信用』しない勇気を持とう!
            Amazonの会議に見られる『憶測』『デマ』を呼び込まない工夫
            2021/12/15
            前回に引き続き、プレゼンや告知といった情報共有に関するお話しを致します。

            前回は某国内大手企業の告知文の『悪しき』事例を紹介させて頂きました。今回はIT世界大手『GAFA』の一角、Amazon社の『良き』事例を紹介させて頂きます。

            出典元は日経ビジネス電子版になります。まずは下記リンクをご参照くださいませ。

            Amazonの会議では、「事前に資料を配らない」理由:日経ビジネス電子版 (nikkei.com)


            Amazon社の会議準備のポイントを上げると、

            ・誰もが一目で分かる、理解できるように作成する。
            ・資料は文章形式(会社のプレスリリースみたいなもの)でA4 1枚に要約する。
            ・図、箇条書きは一切使わない。
            ・事実ベースで論じる。
            ・『目的』『結論』(いわゆる資料の主旨)を先に論じ、手段は後回しにする。
            ・資料の事前配布はしない。
            ・会議の参加者は必要最小限に留める。主関係者と内容を補足する人のみに限定。

            おおよそこのような感じです。

            特に重要と思われるところを強調して示しました。実はここにタイトルに示した『憶測』『デマ』を防ぐ秘訣があるのです。

            1つ目。資料作成は文章形式とし、図や箇条書きを用いないことについて。最近の多くのメディアの報道は『単語』ばかりが強調されており、単語の背景や、それに掛かる言語などが省略されているケースが殆どです。図や箇条書きも同様です。新聞などのタイトルは憶測やデマを生まないものが望ましいですが、現実問題、あるべき姿になっているとは言えません。仕事の現場では「『5W1H 』で物事を論ぜよ」と云われているかと思いますが、文章で表現するには『5W1H』を意識しないと成立しません。

            2つ目、『事実ベース』で論じること。こちらは過去のブログや弊社セミナー等で幾度となくお話しさせて頂きました。『事実』を述べるにはその『根拠』や『出典元』も述べること。私は仕事の現場で議論するときには、『事実』なのか、『事実』に基づいた『意見』『主張』なのか、層別しております。最近、弊社および私個人のFacebookサイトに幾つかの書き込みがございましたが、『事実』もしくは『事実』基づいた『意見』『主張』と判断する根拠がないため、コメント返信拒否、もしくは、不適切コメントとして削除させて頂きました。

            3つ目、『目的』『結論』を述べること、そして事前資料の『配布をしない』ことです。 言い方を変えると、相手に『憶測』や『デマ』の温床を与えないということです。前職での役員報告では残念ながら、資料配布により役員へ憶測を生む暇を与えてしまった苦い経験があります。会議を成立させるためには、主催者自身が会議体をコントロールすることも必要なのです。決して本筋から逸れた議論に誘導してはならないのです。これもプロジェクト達成、開発効率化の手段の一つなのです。

            パワーポイントを否定するつもりはありません。私自身もパワーポイントを使用しています。大事なのは会議体などで何を主張するのか、事前に整理しておくことです。前回の告知文の例も同じです。書き方次第で相手への伝わり方が異なります。『憶測』『デマ』を生まないためにも、5W1Hを用いて筋の通った文章を書くことを習慣化していきましょう。
            Amazonの会議に見られる『憶測』『デマ』を呼び込まない工夫
            Amazonの会議に見られる『憶測』『デマ』を呼び込まない工夫
            オンライン商談の機会を効果的に増やすには
            2021/12/15
            先日のブログにて、リモートワーキングの長所と短所についてお話ししました。(下記参照)

            その中で、

            ・『面識のない方(初対面含む)』との会議、商談、会話
            ・『不特定多数の方』に対する個人の『主張』の理解
            ・『新規顧客』、『新規取引先』の獲得

            など、『事実』・『実体』・『実態』が明確になっていない条件下でのリモート作業を課題として挙げました。

            今日は「オンライン・リモートにおいて商談の機会をどの様に確保するか」についてお話しします。現在もコロナ禍の状況が続いていること、またコロナ禍が終息した場合でも商談に費やすコスト(主に移動時間、交通費)を抑えるためにはどうしても避けられない課題となってきます。

            オンライン・リモートにおける商談に関しまして、

            ・オンライン展示会の主催企業の担当者
            ・私の友人で、とある大学のスタートアップ企業のCEO

            に話を伺うことが出来ました。先方からの要請で個体名は伏せてお話しします。

            まず、オンライン展示会の主催企業との担当者とお話しさせて頂きました。内容はずばり『オンライン商談の現状』に関してです。担当者によると、弊社以外の他企業においてもコロナ禍において商談の機会が減少している現状を話されていました。「オンライン広告を掲載しても集客効果がない」との声も聞かれたとのことです。

            これに対し、主催企業の担当者は展示会での集客と来客企業と出展企業のマッチングを行い、顧客候補としてマッチングした企業と商談を行う環境を提供する旨、話されました。出展に伴う費用は高額ですが、オンライン環境と顧客候補の母数が多い状態からマッチングができるメリットを感じました。

            一方、スタートアップ企業のCEOとは、自社から商談先へのアプローチについて会話しました。ネットやSNSでの宣伝効果に関して、『商談』のステージまで到達するのは1%にも満たない実態を数年前から共有していました。そこで、CEOは将来『顧客』になりそうな企業をピックアップ、先方の受付担当者宛てにメールもしくはHPからの問い合わせフォームにて送信し、先方の受付担当者より実務者へ転送してもらうことで先方企業内に自社を認知してもらったそうです。

            この方法ですと、商談先の数は限定されるものの、商談までの費用を大きく抑えられるというメリットがあります。実際、スタートアップ企業は設立から僅か2年ほどですが、多くのメディアに取り上げられ、取引先を大きく伸ばすまでに成長しております。

            ご参考として、SNSの投稿に関してどれだけの『友達』がリアクションしているか、スライドに纏めました。内容は殆どのFacebookユーザーが投稿される大晦日の内容に関してです。年末年始の投稿は安定してリアクションが多いので採用しました。

            すべての『友達』に対して、何らかの『リアクション』があったのは十数パーセント、『強いリアクション』があったのは何らかのリアクションがあった件数の7パーセント弱、さらにすべての『友達』で換算すると1パーセントにも満たないのが実態です。ビジネスの場合、何らかの『リアクション』をした『友達』⇒ 商談先、『強いリアクション』をした『友達』⇒ 獲得した顧客、という風に置き換えると分かりやすいでしょう。

            色々書きましたが「商談先を得る活動をすること」はオンラインでも出来ることです。結局は自らが動くしかないのです。
            オンライン商談の機会を効果的に増やすには
            オンライン商談の機会を効果的に増やすには
            『リモート・ワーキング』の長所と短所
            2021/12/15
            今日は『リモート・ワーキング』についてお話ししたいと思います。コロナ禍において、『リモート・ワーキング』利用機会が増えていることを受け、ブログの話題に選びました。

            『リモート・ワーキング』という言葉を使っていいか、正直迷いました。『テレワーク』とか『リモートワーク』とか『オンライン業務』とか色々な言葉が飛び交っていますが、すべて『リモート・ワーキング』に含まれると思っていただいて問題ありません。

            『リモート・ワーキング』は

            ・『リモート』:遠隔
            ・『ワーキング』:作業

            これら二つのキーワードから名付けた造語で、「遠隔での作業」を意味します。注意していただきたいのは、『ワーキング』を「仕事・業務」ではなく「作業」と翻訳していることです。これは業務/プライベートに関係なく、通話、メール、Webでのやり取り、SNSといった遠隔で人と交わる全ての作業を対象としているからです。

            大多数の皆さんは、コロナ禍においてソーシャルディスタンスを確保した状態での『会話』や、遠隔地への移動による時間的、肉体的、金銭的負担を抑える『効率化』の手段として『リモート・ワーキング』を使われているかと思います。

            『会話』や『効率化』の『手段』として『リモート・ワーキング』を使うこと自体は、何ら間違っておりません。

            しかし、あくまでも『手段』にすぎません。『会話』では「何を(5W1Hで)共有するか?」、『効率化』では「何を(5W1H )で効率化するか?」というように、『目的』を達成するために適切な『手段』を選ばなければなりません。

            個人的な感想ですが、『リモート・ワーキング』が有効、長所として感じているのは、

            ・『面識のある方』や『お得意先』との会議、商談、会話
            ・遠隔地にある『実在店舗』における商品の売買
            ・周囲に対する『実在企業・団体の存在』の認知
            ・周囲に対する『事実』の公表
             
            などでしょうか。いわゆる『事実』・『実体』・『実態』が明確になっている条件下での作業です。

            一方で効果薄、短所として感じているのは、

            ・『面識のない方(初対面含む)』との会議、商談、会話
            ・『不特定多数の方』に対する個人の『主張』の理解
            ・『新規顧客』、『新規取引先』の獲得

            など、『事実』・『実体』・『実態』が明確になっていない条件下では作業効率が下がる印象です。

            弊社のWebページやSNSでの宣伝においても、企業の存在こそ認知されていますが、お客様との取引に関しては道半ばです。お客様にとって、「弊社がお客様にどういう利益・価値をもたらすか」懐疑的な見方をされているのでしょう。『リモート・ワーキング』では弊社の『実態』の全てを映すことができないのが最大の欠点です。

            前回もお話しした、大阪なおみ選手の騒動の件についても、『うつ』という病気により脳の機能に異常をきたしていたとはいえ、『不特定多数の方』に対する個人の『主張』の理解という点で、『リモート・ワーキング』の使い方を間違えた一例といえるでしょう。

            コロナ禍はまだまだ続きます。対面での会話ができない状況下、『リモート・ワーキング』の可能性を引き続き模索していきます。
            『リモート・ワーキング』の長所と短所
            『リモート・ワーキング』の長所と短所
            『通常』業務を止める勇気
            2021/12/15
            私は前職(自動車メーカー勤務)時代、提携先の別の自動車メーカーに出向して4年間業務を行いました。今日は出向先でのお話をしたいと思います。

            出向先では毎週水曜日(金曜日の職場もある)の午後の時間帯、『通常』業務を止めて職場内ミーティングを行う時間が設けられていました。ここでは実務を遂行していく中で発生した課題や、将来想定される課題を洗い出し、解決策を職場メンバー全員で検討しております。ミーティングの場には所属長も参加し、各チームが抱えている課題に対して吸い上げ、アドバイスを送っていきます。

            チーム毎で話し合った内容はボードにまとめたのち職場内で共有し、『通常』業務の中で実践、次の週の職場内ミーティングで効果検証・対応策を検討していくことを繰り返しています。

            この会社、どこでしょうか? そうです。トヨタ自動車(株)です。今のトヨタ自動車の存在があるのは、こうした『カイゼン』活動の継続の賜物なのです。

            ここまではよくある話なのですが、今日のお話しの肝は別のところにあります。

            冒頭に『通常』とあえてカッコ書きにしました。『通常』は具体的に何を指すでしょうか?

            『通常』は抽象的な言葉です。人によって『通常』の捉え方が異なりますし、個人の『思い込み』が多分に含まれています。実は業務改善や高効率化を行うに当たり、これらを妨げる最大の原因が『思い込み』なのです。

            『思い込み』の中身は自身の考え方や価値観であり、それ以外の考え方、価値観を排除するものです。それが故に、周りが見えなかったり、自身の状態を把握できないといった問題が生まれるのです。

            『通常』とかは使いやすい言葉ですが、実は曖昧さを残しており、業務を行う上では具体的な作業内容を明らかにすることが重要なのです。職場としてのあるべき姿・目標、活動方針、作業内容の具体化、現場で発生している事象を明らかにし、問題・課題の抽出、解決策の検討、実証、次の行動の明確化、を確認しながら実践していくことが必要です。

            ・『通常』(従来から行っている)業務を止める(振り返る)勇気
            ・『通常』(だと思い込んで行っている)業務を止める(やめる)勇気

            2つの意味があるということを認識することこそ、企業・職場の継続的成長には必要不可欠なのです。
            『通常』業務を止める勇気
            『通常』業務を止める勇気
            業務委託、請負契約の落とし穴
            2021/12/15
            先日、下記裁判に関連して各メディアから報道されました。

            ※時事ドットコムHPより
            野村HDに1.1億円支払い命令 未払い報酬、IBM逆転勝訴―東京高裁:時事ドットコム (jiji.com)

            概要を言うと、野村HD側が自社のとあるプロジェクト達成に必要なシステム開発を日本IBMに委託したが、開発が計画通りに進まず、プロジェクトの進捗が遅れてしまった、というものです。

            野村HD側は日本IBMが委託契約通りに作業を行わなかったとして訴訟を起こし、1審は野村HD側の勝訴となりましたが、2審では日本IBMに対し契約外の不当な要求(日本IBM側の作業工数を無視した度重なる変更要求)をしたとして、野村HD側の敗訴となりました。

            私自身は法律家でも弁護士でもございませんので、法的なコメントはできませんが、前職では様々な企業、団体と契約を幾度となく行ってきました。以降はエンジニア、マネージメントを行う立場として述べます。

            請負業務の形態は、私が経験してきた中では、派遣契約、業務委託契約、業務準委任契約があります。

            それぞれについて解説すると、

            1)派遣契約:派遣先企業(業務を依頼する側)は派遣元企業に代行して、派遣従業員の業務管理をすることができる。派遣先企業は派遣従業員の作業工数に応じた対価を派遣元企業に支払うが、派遣元企業は派遣先企業と締結した契約に沿ったスキルを持つ人員を派遣することが要求される。

            2)業務委託契約:委託元企業と委託先企業との委託契約で最も重要なのは成果物とその対価である。企業内のマネージメントはそれぞれの企業が受け持ち、委託元企業は委託先企業の実務担当者へ直接指示することはできない。委託先企業は契約において遂行可能な能力を開示することが求められる一方、委託元企業は委託先企業の能力を大きく超えた要求をすることはできない。

            3)業務準委任契約:基本的には業務委託契約に準ずるが、違いは委託元が成果物の提示がどうしても難しい場合、工数を対価とすることによって契約する方法である。融通の利きやすい形態であるが、しばしば契約の透明性が問われる。第三者への証明に必要なエビデンス類は業務委託契約と同様に残さければならない。

            となります。今回の裁判の場合2)業務委託契約が該当しますが、論点は

            ・日本IBMは業務委託契約の条項に従ったか?
            ・野村HDは日本IBMに対し、業務委託契約の条項を逸脱した要求をしていないか?
            ・業務委託契約の内容自体が日本IBMの作業能力を超えたものになっていないか?
            ・当初の業務委託契約に対して、アノマリー(想定外事象)が発生した時の対応が両者間で協議・合意されていたか?
            ・上記に関するエビデンス類が確実に残されているか?

            おおよそ上記になるかと考えます。

            契約ごとで大事なのは、双方の企業・団体が同等の利益を享受することです。これがなければプロジェクトの成功はありません。契約の事前協議のテーブルについた時点から相手を尊重することを絶対に忘れてはなりません。
            業務委託、請負契約の落とし穴
            業務委託、請負契約の落とし穴
            『なぜなぜ5回』の功罪?
            2021/12/15
            『なぜなぜを5回繰り返しましょう』。

            会社にお勤めの方は恐らくご存知の方が多いかと思います。国内最大手の自動車メーカー、トヨタ自動車(株)で企業文化として根付いている『トヨタ生産方式』から抜粋したものです。

            『なぜなぜ』は業務上で起こっている「曖昧な、抽象的な」事象に対して、なぜなぜを繰り返し行い、事象を具体化、事象の真因を突き止める作業です。

            『5回』は経験的に『なぜなぜ』を5回繰り返すと事象の具体化や真因の突き止めが出来るというところから由来しています。したがって5回以内で真因を突き止めれば、それ以上『なぜなぜ』をする必要はありませんし、逆に5回で真因を突き止められなければ、『なぜなぜ』を繰り返す必要があります。

            この『なぜなぜ』という作業、信頼性工学や品質工学では『演繹法』という手法で表現されています。FTA(Fault Tree Analysis)などがよく知られています。その逆は『帰納法』という手法でFMEA(Failure Mode and Effect Analysis)などが有名です。

            前置きはさておき、タイトルに『功罪』と記しました。『なぜなぜ5回』のどこが悪いのでしょう?

            違います。『なぜなぜ5回』は決して悪くありません。むしろ理にかなった『手法』です。前にもブログで紹介しましたが、従来から言われている『定説』『常識』『標準』『当たり前』とされている事象に対して、本当に正しいのか問題提起、課題提起したり、未知の答えを発見する手段として、有効であります。

            問題は『なぜなぜ5回』をどのように用いるか、なのです。『なぜなぜ5回』は『手法』にすぎません。『手法』を扱うのはあくまでも人間なのです。扱い方を間違えれば、『なぜなぜ5回』も逆効果になります。

            では、どのようなときに『逆効果』になるのでしょうか。

            それは『なぜ』という言葉の解釈によって変わります。『トヨタ生産方式』で使われている『なぜなぜ』は真因の追究、事実や実態を突き止める、明らかにする目的で使われています。これは業務の現場での扱いとして正しいです。

            一方、他人への叱責や自身の主張が通らないときにも、『なぜ』という言葉が出てくる場合があります。これは人間の『承認欲求』に起因して発せられる言葉です。そうです。『承認欲求』が混じると厄介になります。『承認欲求』は事実や実態とは異なります。単なる個人の価値観にすぎません。個人の価値観を『なぜなぜ』という言葉で強制する行為であり、トラブルの原因にもなります。

            『なぜなぜ』はあくまでも『手法』であり、『手法』を正しく扱うこと、運用することが重要なのです。

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            エクセル頼みのプロジェクト管理からの脱却
            2021/12/15
            プロジェクト管理ツールRedmineを試験導入しました。前職で使用しておりましたが、弊社での運用はこれからです。

            弊社の人材育成プログラムおよび各種サービスのプロジェクト管理を行います。

            個人レベルではエクセルで十分ですが、チーム単位での管理は専用のツールでないと管理しきれません。

            Redmineはオープンソースとなっており、基本的には無料です。※下段の注意点を参照の事。
            採用企業も多数あり、大変ニーズが大きいです。職場での使用実績がない方やご存じのない方、是非ともお試しください。

            弊社ではPCでの試行運用の後、サーバー・クラウド上に移して本格運用いたします。

            写真は6月1日より計画している『社会に貢献できるモノをつくろう』プロジェクトの管理画面です。作りかけですが。。。

            業務改善、業務効率化に寄与できる無償のオープンソースが数多く提供されています。それぞれに特長がございますので、職場の中で試されてみると良いでしょう。

            ※Redmine導入の際の注意点

            ・導入の際にはサーバー・クラウド環境の確保が必要です。
            ・有償でオプションを選択できます。
            ・Redmine導入とサーバー・クラウド契約の両方を実施いただけるサービスもございます。有償になります。
            ・試行運用として、ご自身のPCにインストールすることもできます。こちらは無償で、設定も比較的簡単です。
            エクセル頼みのプロジェクト管理からの脱却
            エクセル頼みのプロジェクト管理からの脱却
            数学と謎解き、そしてAI
            2021/12/15
            今日は最近話題のネタについて、お話ししたいと思います。

            以前、『技能者』と『技術者』についてブログを掲載した時に、

            5+3=○
            ☆+△=8

            の話をしました。前者『技能者』は「与えられたタスク(5+3)を正確にやり遂げる(=○)」、後者『技術者』は「目的(=8)達成のためのタスク(手段)を見出す(☆+△)」と結論付けました。

            今日は考え方を変えてみたいと思います。

            こんな課題があったとします。

            x+y=8
            x-y=2

            ならば、x+2y=?

            いわゆる連立方程式を解いて設問の解を求める、という数学の問題ですが、

            これ、どこかで聞いたことがありませんか? 

            そう、東大のイケメンタレントがやっている『謎解き』です。xとyが絵や文字になったらそのままですね。

            それにしても「数学嫌いが多いのに、謎解きは好き」って方、多いような気がします。不思議な話です。同じことをやっているだけなのに…笑

            それはさておいて、もう一つ見方を変えてみましょう。こんなシステムがあったとします。

            x+yを入力すると、8が出力される。
            x-yを入力すると、2が出力される。

            となるようにシステムを設計します。ただし、人間はシステムの特性を与えてはいけません。

            設計したシステムにx+2yを入力したら、何が出力されるでしょうか?

            システムの中にて特性x、yをx=5、y=3という風に自己学習(自己教師学習もしくは教師なし学習)します。

            そして学習結果を用いて、x+2yを入力すると11という出力を出す段取りです。

            そうです、これが人工知能(AI)です。

            私は連立方程式を用いて、AIを表現しました。連立方程式を用いる、ということは行列式で表現できるということなのです。そうです。AIは行列式を用いて自己教師学習の仕方を表現してます。

            でも、単純すぎませんか?

            はい、上記の例題は単純です。実際は一つの行列式では解けないものばかりです。最近のAIは100階層以上の行列式を解くことによって実現しています。多階層ニューラルネットワーク、すなわちディープラーニングです。ベースは一緒なのです。ただ昔はハードとソフトの技術が追い付いていませんでした。ごく最近の話です。

            AIの進歩によって、世の中の技術は大きく変わりました。しかし、今のAIもまだまだ未熟です。どこかで続きをお話ししましょう。
            数学と謎解き、そしてAI
            数学と謎解き、そしてAI
            『安定思考』は『衰退』の始まり
            2021/12/15
            今日は『安定思考』について、お話しします。

            多くの書籍にも記載されていますが、人間、特に日本人は『安定』を求め『変化』を嫌うと言われています。それは日本人が弥生時代の頃より農耕を始め、同じ土地に住み着く習慣がついたことに由来していると言われています。諸説ありますので、ご参考程度に留めておいてくださいね。

            ただし、人間が『変化』に対してストレスを感じるのは、心理学、臨床心理の分野では定説とされています。実際、人生のイベント・変わり目の中で『成人』『就職』『結婚』『引っ越し』といった特に大きな事象は大きな労力・負荷を要しますし、年始に皆さんが気にされるであろう『厄年』も、元々は人生のイベント・変わり目にあたる年を指していました。「役が変わる」から『役年』、のちに『厄年』になったと捉えると理解しやすいでしょうか。厄年に悪いこと、ストレスを感じることが起きやすいのはそのためとも言われています。

            そんな訳で、人間は『変化』に対してストレスを抱える生物であるのですが、実は多少なりの『変化』が絶対に必要なのです。

            一つ目は人間は産まれてから成長し、大人になり、歳をとって、そして死ぬ、常に変化しているのです。歳を取っていく中で周りの環境に適応していかなければなりません。

            二つ目は人間は利益を求めます。快楽を求めます。その為に人間は工夫します。努力します。工夫や努力を怠ると、他に先を越され、衰退します。

            私は最初に『安定思考』と書きました。個人や組織の利益などが結果として『安定』するのは良いことです。しかし、『安定』までの過程は絶対に変化しているはずです。周りが変化しているわけですから。そう、自らが変化しないと、相対的に『衰退』するのです。『安定思考』ではいけないのです。

            現在のコロナ禍において、今こそ『変化』すべきタイミングだとと考えます。

            若者たちは『安定した生活』を得るために『変化』を求めています。全国の管理職の皆さま、若者たちの声に耳を傾けましょう。我々、おおた開発効率化プロジェクトは会社の企業文化、職場文化の変革を支援します。
            『安定思考』は『衰退』の始まり
            『安定思考』は『衰退』の始まり
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